ムダ毛を処理した時に体に影響はないの?



 シースリーでは月額制全身コースを行っていますが、その方法はフラッシュ方式というものです。フラッシュ方式はクリニックの施術方法である医療レーザーと同じ原理で処理をしていますが、永久の効果はありません。
 ですが、永久はできないとしても十分な効果があります。その非常に強い効果は施術後の満足度にもつながりますが、実はその真逆のことも招いてしまう可能性があります。
どういうことかというと脱毛効果が強いためもし満足できないことがあっても取り返しのつかないことが多いということです。
例えばVライン脱毛を例にとって考えて見たいと思います。Vライン脱毛をする女性の内の半分以上の方がVラインの毛をすべて脱毛してしまうことはないということです。日本の女性というのはVラインの毛をツルツルになるまで脱毛をするというのを好まない方が多いのです。
そのため量や形を調整する脱毛を希望されています。当然どのような状態で残していくのかはカウンセリングでしっかりと決めて行きますが、実際に脱毛が完了したらオーダー通りではあるにも関わらずイメージと違うなんてことがあるようです。
 脱毛後の毛量が多すぎるという話であればまだ調整が聞きますが、少なくしてしまったり、残す面積が小さすぎたなどという場合には取り返しがつきません。
 確かにシースリーで行っているフラッシュ脱毛は永久脱毛ではありませんが、その脱毛効果は数年間は少なくとも続きます。次に生えてくるのはかなり先の未来ということになってしまうのです。
 ですが、これはまだよい方です。実は脱毛というのはその他にもデメリットというものが存在しているのです。
今回はそのデメリットについてまとめていきたいと思います。

ムダ毛を処理した時に体に影響はないの?

1.体毛の役割

2.脱毛のデメリット

1.体毛の役割

 体毛をムダ毛として皆さん処理されていると思いますが、その副作用やなぜ体毛を処理してしまった影響がないかなど考えたことはあるでしょうか?
体毛は決して無駄な毛ではありません。しっかりと体を守るためにある毛であるのです。

■体温調節に必要
 人間というのは体温を上げたり下げたりすることができません。体温が上がったり下がったりしているときは何か異常のある時です。
そのため人間の体はいくつもの体温調節機能があるといえます。そのうちの一つが体毛です。体毛は汗がお肌表面に出るのを助けるだけでなく、外気が直接お肌に触れないようにしているため寒さからも暑さからも守ってくれています。
さらに、光を吸収することでお肌表面に熱が発生するのを防いでくれてもいるのです。

■刺激から守ってくれています
 お肌に刺激を受けることはよくありますよね?例えば衣服との摩擦なども刺激の一つです。体毛があることで実は衣服とお肌の間の摩擦というのは大きく軽減されるのです。
また、それ以外にも日光も吸収してくれるため日差しの刺激も体毛がある為、軽減されているといえるでしょう。
お肌は常に何かしらの刺激を受けています。その刺激からお肌を守っているのが体毛なのです。

2.脱毛のデメリット

 体毛に役割がある以上デメリットというものも存在しているかと思います。
そのデメリットについてはいくつかありますが、その中でも2つのポイントをピックアップしてみたいと思います。

■色素沈着しやすくなる?
 色素沈着とはどういうものかというとたとえばシミなども色素沈着の一つだといえます。
この色素沈着がなぜ起こりやすくなってしまうのかというと、そもそも色素沈着の元となっているのはメラニン色素です。メラニン色素というのはお肌を守るために分泌されるものです。
そのメラニン色素が脱毛をすると分泌されやすくなってしまうということです。なぜなら体毛がなくなることでお肌への刺激が大きくなってしまうからです。
例えば衣服などの摩擦によるものもそうですし、紫外線にも弱くなってしまいます。それらの刺激に対抗するためメラニン色素が過剰に分泌され、そのメラニン色素が代謝でなくなる前にどんどん生成されてしまうのです。
そのため脱毛をすると色素沈着が起こりやすくなってしまうのです。

■乾燥肌に注意
 先ほども書きましたが、汗は毛を伝って出てくるものです。そもそもお肌のうるおいは毛穴の奥から分泌される水分や油分によるものです。
それらも汗と同じく毛を伝うことでお肌の表面に出やすい状態になるのです。
ところが、脱毛をすると毛がなくなる為水分や油分がお肌の表面に出づらくなってしまうため乾燥肌になりやすくなってしまうのです。